1 集団的衛権の行使を可能とする安全保障関連法案が7月16日午後、衆議院本会議で可決。戦後の70年は瓦解した。憲法改正の国民投票を国民に問うこともせず、朕(オカル・・・【続きを読む】
1真木悠介の『自我の起源』所収「補論2 性現象と宗教現象」にハッとした。わたしの考えてきたところとある部分が共鳴する。そこを抜き出してみる。 ①1980年代後半のヴェト・・・【続きを読む】
1佐々木俊尚の『21世紀の自由論』を読みはじめですぐ気づいたことがある。かれはこの本の冒頭からリベラルな論客を激しく論難する。その一人として内田樹も標的にされてい・・・【続きを読む】
1近々、戦争法案が国会で可決の見込みと報道されている。事態は切迫しています。特別機密保護法案が一昨年の秋に可決され法制化しました。ここで戦争法案が可決され集団的自・・・【続きを読む】
神戸の事件の元少年Aの手になる『絶歌』をためらいながら読んだ。まずはじめに遺族の父親の本を回収して欲しいという出版社への申し入れの全文を貼りつける。ここに出版をめぐる問題・・・【続きを読む】
1生は千差万別でどのひとつとしておなじものはない。だれもが所与の生をやりくりして生きている。固有の生とはそういうものだ。この譲渡不能の生を固有の生の根柢でひらこう・・・【続きを読む】
1内包論は生活と表現という従来の考え方を拡張しつつあります。わたしがじぶんを生きるという言い方をするとき、それは表現としての生ということを意味しています。余儀なさ・・・【続きを読む】
1Dr.Feelgoodのstupidityをスマホで聴きながらジョルジュ・バタイユの「マダム・エドワルド」を読んでいる。ウィルコ・ジョンソンとは一度ライブのひけたあと話をしたことが・・・【続きを読む】
1むかし、1980年の初頭に高橋源一郎は『さようなら、ギャングたち』で書きました。「わたしはペンを机の上におくと椅子から立ち上がってあくびをした。もう書くことは何・・・【続きを読む】
1昨日の夜、母の入所しているホームからの帰りのバスのなかで内田樹さんのツイートを読んだ。2015年5月28日の分。かれの言っていることに留保ぬきに共感と同意をす・・・【続きを読む】
1わたしの知見の範囲では、わたしたちの生きている国家と市民社会という枠組みのなかでの生存を超出したいと意図した思想家はふたりいます。吉本隆明と中沢新一です。ふたり・・・【続きを読む】
吉本隆明の思想を拡張する要となるところをおおまかに述べます。まだだれも考えついていません。このことはわたしによってはじめて言われることです。4半世紀前の吉本さんとの対談の・・・【続きを読む】