1この数日レヴィ=ストロースの本を読み、内包論のつづきの下ごしらえをしていました。読み直して若い頃とおなじようにあまりピンとくるものがありません。かれとわたしのあ・・・【続きを読む】
一と多、部分と全体 1中沢新一の対称性という概念にはまだ突きつめられていないあいまいなところがある。自由の根源であるとかれが考える、流動的知性によって額がひらかれ、・・・【続きを読む】
有情と他者 1人間の精神の古代形象は食と性に生の基本構造があると思います。チンパンジーやボノボはネアンデルタール人より早く霊長類から分岐しています。脳は化石として残・・・【続きを読む】
1 カイエ・ソバージュの方法中沢新一の『カイエ・ソバージュ』を中心にかれの対称性人類学について考えてみます。かれの書いたことを内包論から眺めるとどうみえるか。中沢新一につ・・・【続きを読む】
1 佐々木俊尚さんは気になるブロガーです。偶然見つけたのですが、どういうわけかときどき覗いていました。フォロワーが30万ですからとても発信力のある人です。はじめは・・・【続きを読む】
昨年秋に片山さんから、似たことを考えている人がいます、と勧められて『現実脱出論』を読みました。母が入所しているホームに行った帰りにジャレットというでかいマッキンのアンプ・・・【続きを読む】
シャルリー・エブト事件(2015年1月7日)からイスラム国による日本人人質事件(殺害予告が2015年1月20日にユーチューブに投稿)に至る一連の過程をネットの記事で見ていて言いようの・・・【続きを読む】
ひそかにおもんみれば、聖道の諸教は行證ひさしくすたれ、浄土の眞宗は證道いまさかんなり。しかるに諸寺の釋門、教にくらくして眞假の門戸をしらず。・・・これによりて眞宗興隆の・・・【続きを読む】
1 何かについて根源的なことを思考するとき、思考する主体に性はない。〈わたし〉が〈わたし〉であるとき、その〈わたし〉に性が埋め込まれていることはない。〈わたし〉が・・・【続きを読む】
1 しつこくレヴィナス。 読んでは忘れ、忘れては読んでを繰り返し、いつのまにか忘れてしまったレヴィナスの哲学について、内田樹の本を読みながら気づいたこと。善をだれ・・・【続きを読む】
1 言葉で世界をつくろうとするとかならず通過するポイントがある。それは世界が意味あるものか、あるいは無意味かという地点だ。柄谷行人は『隠喩としての建築』で考えた・・・【続きを読む】
1 レヴィナスの思想を知解するまもなくじかに生きてしまった内田樹と滝沢克己の思想にいきなり鷲づかみにされたかつての紅顔の青少年(私のこと)になにか似たところがある・・・【続きを読む】