作家の片山恭一さんと今年の1月から緊急討議シリーズ『ことばの始まる場所』を刊行しています。アマゾンから販売されています。読んでみようかなど思っていただけたらうれしくて跳・・・【続きを読む】
「存在するとは別の仕方で、あるいは存在することの彼方へ」を内田樹は死だと考えている。わたしは同一性の彼方であると考えた。根源の性を分有することによって、わたしたちは分有・・・【続きを読む】
[embed]https://www.youtube.com/watch?v=gHrsv0NVa6k[/embed] 若い頃、知の自然過程を往相の知とすれば、還りみちの還相の知というものがあることを吉本隆明さんの思想から知った・・・【続きを読む】
神仏と恋愛の彼方へ!と言ってきた。存在するとは別の仕方そのものである内包存在。神仏と恋愛の彼方になにがあるのか。根源の性だ。そして根源の性を分有する性には往相の性と還相・・・【続きを読む】
①わたしがほかならぬわたしとしてあなたと出会う対関係の世界を意識の第一層とします(吉本隆明の幻想論はこの領域に属します)。わたしがあなたをわたしの分身として生きる対関係・・・【続きを読む】
わたしたちはあまりに性を無造作に考えてきた。その壮大な取り違えをあげてみる。吉本隆明は近親相姦の禁止を節目に氏族性は部族性に転化し、そこに国家の発生があると独特の思想を・・・【続きを読む】
吉本思想はその全体においてニヒリズムが底流している。敏感に辺見庸は察知した。まだ元気だった頃の辺見庸が、『夜と女と毛沢東』で言う。 「吉本さんは、ときにこのまま消尽して・・・【続きを読む】
ひそかにおもんみれば、聖道の諸教は行證ひさしくすたれ、浄土の眞宗は證道いまさかんなり。しかるに諸寺の釋門、教にくらくして眞假の門戸をしらず。・・・これによりて眞宗興隆の・・・【続きを読む】
内包論の続稿を、絶句、悶絶しながら書いている。からだもこころも撚れる。いくら踏んばっても一気呵成にはいかなくて、つづら折りの道を相も変わらず行きつ戻りつしている。思考の・・・【続きを読む】
この一年余、週日はわりにゆっくりできる時間があるので、あれこれよくかんがえる。 ミシェル・フーコーの『コレージュ・ド・フランス講義13』がアマゾンから届いた。食事をしな・・・【続きを読む】
迷って、買った、『フランシス子へ』。 ハルノ宵子さんのあとがきの一言、「吉本ファン諸子よ! 私はあなた方とはなんの関係もないのだ」が痛快だった。彼女のいうとおりだと思う・・・【続きを読む】
夏井さんの「新しい創傷治療の更新履歴」をわくわくしながら読んでいる。 ついに近藤誠さんのがん理論を夏井睦さんがとりあげた。長年がん治療の弊害をしつこく説いてきた近藤理論・・・【続きを読む】