熱狂のない醒めたファシズムの時代を生きている。内面より深い自然をつくることができなければもうわたしたちはどこへも行けないというところに追い詰められていると思う。わたしたち・・・【続きを読む】
1自然を観念の対象として粗視化し、粗視化された自然を観念の土台にしながら、自然についての観念は自動的に更新される。自然の粗視化は、思考の慣性として共同化され、どう・・・【続きを読む】
第十二信・片山恭一様(2017年11月4日)この往復書簡も第十二信となります。これまで4年近く片山さんと集中した討論をやってきて、言葉が噛み合うようになったという感じをも・・・【続きを読む】
第十一信・森崎茂様(2017年10月26日) いまの時代を象徴するものとして、あらためてスマホを取り上げます。前回の書簡で触れた、一心にスマホをする若い人たちについて、森・・・【続きを読む】
1これからこの国は、なんの大義も必然もなく、独裁者による私的な戦争に進んでいくような気がしている。世迷い言がアベシンゾウのカルトとしてつくられる。バランスのとれた・・・【続きを読む】
1今回の衆議院選挙はこの国のあり方を大きく左右することになる。安倍政権の国策による北朝鮮危機で与党への投票の集配を謀っているアベシンゾウという戦争機械の勢いがつけ・・・【続きを読む】
第十信・片山恭一様(2017年10月15日)片山さんから第9信をいただき読み始めて、すぐにハッと胸を衝かれたことがあったので、そこから往復書簡の第10信を書きます。皆が一・・・【続きを読む】
往復書簡『歩く浄土』第九信・森崎茂様 やはり最初に、2017年10月22日に投票がおこなわれる衆議院選挙について触れないわけにはいきませんね。森崎さんも10月8日付けのブ・・・【続きを読む】
1世界をまるごとつかもうとした思想家として三人の偉大な知性をおもいつく。マルクスであり吉本隆明でありフーコーである。吉本隆明には生きることをまるごと影響をうけた。・・・【続きを読む】
12017年10月22日の衆議院総選挙についての態度を表明する。いずれの政党も支持しない。戦後72年の擬製の総敗北として現在がある。なにが戦後の総敗北なのか。転形期・・・【続きを読む】
親鸞 今度はわたしがおまえに会いに来た。わたしのことについてあることないこといろいろ言っておるな。だからといって、わざわざわたしがおまえに会いに来たことを気にすることはな・・・【続きを読む】
第八信・片山恭一様(2017年9月24日)わたしたちの思考の慣性は自己意識の用語法を観念の自然としている。この自然はわたしたちの存在を自己と対関係や家族と社会関係に類別し・・・【続きを読む】