1内包は、万感の想いを込めた、わたしの生存感覚を貫通した、ある情動を、私的にではなく普遍的に語ることができるという確信があって書かれている。もし内包について信がな・・・【続きを読む】
1じぶんで考えるしかないことを考えるためのきっかけになる考えはないか。いろいろ目についたものを読んでみたが、わたしが考えようとしていることはどこにも書かれていなか・・・【続きを読む】
1ユヴァルの新作の感想を書くにあたってまず親鸞の他力についてあらためて考えてみる。なぜ親鸞の他力は他力という自力の念仏者の集団を生んだのか。親鸞が解かずに残した他・・・【続きを読む】
1「歩く浄土258」をアップしてすぐなにか書き残したこと、書き忘れたことがあるような気がして、それがどういうことか思いだしたので、ユヴァルの新作の感想を書く前に補遺・・・【続きを読む】
1ユヴァルの『21Lessons』が今日(11月21日)Amazonから届いた。まだ読んでいない。「歩く浄土259」で感想を書こうと思う。生政治の変遷をたどりなおし、フーコーの『知への意・・・【続きを読む】
1人間は自然の一部であるという一見正しく見える命題のなかにふかいなぞがある。表現の根底、根幹に関わることがそこにある。だれもこのなぞを究尽していない。人間が自然の・・・【続きを読む】
1死は領域となった自己という性のなかに生のくぼみとして存在する。追い越しえない死の先駆性はどこにあるか。生のすぐ傍にある。生と死は相克するものとしてあるのではない・・・【続きを読む】
1思えば半世紀、存分に走り、いくらか世界に王手をかけた。わがこととして抱え込んだことをなんとかしたくて、わが身を貫通した生存感覚を、個人的なこととしてではなく普遍・・・【続きを読む】
16月末に身体のあらたな異変が起き、ついに運が尽きたと思った。追い詰められて、ひと月、かぎりなく愚、かぎりなく俗、かぎりなく卑小であることは、はたして肯定されるの・・・【続きを読む】
1他者を自己の生存の手段にしないという思想の究極の課題と、私性によって生きているわたしたちの生の現実はどういうふうに相関しているのだろうか。私性の私利私欲を現実・・・【続きを読む】
1めずらしく「歩く浄土250」にたいして反響があった。いくらか挑発的な内容だったので批判的な感想がもたらされるのではないかと考えていた。適中した。なにが挑発的だった・・・【続きを読む】
1昨年の1月くらいから個人の主観的意識の襞にある信は、共同主観的信の派生態ではないかと考えはじめ、そのことを解き明かそうとかなり無理をして身体を壊した。集団の信も・・・【続きを読む】