1雄大というか、完璧な作品だなあ、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」は。あといくつかの作品をまわりに並べたら文芸作品として書かれた人類史と比喩できるほどだ。あるいは一枚・・・【続きを読む】
1 「宮沢賢治の自然2」の前に吉本隆明の大衆という理念について書きたいことがでてきた。吉本隆明の「大衆の原像」や「生存の最小与件」や「理念としての大衆」という概念・・・【続きを読む】
1なぜ『1★9★3★7』が書かれたのか。帯文にモチーフのすべてが書いてあるとわたしは思った。帯文を読みながらどこかに既視感があった。平時にひとりで守りの戦いをながくやり・・・【続きを読む】
1ずいぶんむかしに『内包表現論序説』の冒頭でレオ=レオニの絵本の感想を書いた。このつづきを少し書く。 スイッチをONにするとあたりが明るくなる。いや、もともとスイ・・・【続きを読む】
1暗い衝撃。2015年11月14日、パリで同時多発テロ。多数の市民が無差別に銃撃をうけ殺傷される。フランス大統領が緊急事態を宣言。フランスには国軍が展開し、いま戒厳令下に・・・【続きを読む】
1内包論から親鸞の思想に注解をほどこしても理解されるとは思わぬ。それでも内包論をすすめていたある時期から親鸞の他力という信をひらくことはできないのかと考え始めたよ・・・【続きを読む】
[embed]https://www.youtube.com/watch?v=VgNeBNMJFZs&list=RDk21olN29oPA&index=2[/embed] 1 ひそかにおもんみれば、聖道の諸教は行證ひさしくすたれ、浄土の眞宗は證道・・・【続きを読む】
1どういう世界を構想すればいいのか。どういう世界を構想しようとしているのか。たとえば民主主義の機能不全を民主主義の理念によって糾してしていくということ。そこでは・・・【続きを読む】
Ⅰ 1数少ないブログの読者にとってこの稿の前半はわかりにくいと思う。ブランショの共同性についての考察を、かれに影響を与えたジョルジュ・バタイユやジャン=リュック・ナン・・・【続きを読む】
1ヴェイユの「人格の表出にすぎない」という言葉をもう一度考えてみる。あらためて驚倒したからだ。ヴェイユはけっして思いつきでこの語を使っているのではない。ヴェイユの・・・【続きを読む】
1わたしが構想している内包論はまだだれによっても書かれていないので、書きすすめようとしても手がかりになるものがほとんどなく、作品や著作の無意識を内包論へと拡張しな・・・【続きを読む】
1熊本県立美術館で浜田知明さんの展覧会があったので見てきた。浜田知明さんにやどった非凡な天与の才は美術についてなにも知らないものをもぐいとつかむ強い力がある。97・・・【続きを読む】