1親の子であるわたしは家族の一員である。これは自然です。この家族をかりに天然家族と呼んでみる。あるとき未知の他者に惹かれ対をなし、子の親になるのは自然か。血縁から・・・【続きを読む】
1吉本隆明さんの『共同幻想論』をあつかうわたし自身の現状認識、世界認識の方法について語ります。戦後まもなく書かれた吉本さんの「マチウ書試論」と「転向論」と後期の共・・・【続きを読む】
1掟、習俗、默契という共同幻想が禁制の形をとって生まれ、国家という起源をもったところで『共同幻想論』の考察はひとまず終わっています。つづきはマス・イメージ論やハイ・・・【続きを読む】
1歩く浄土29を書いてからふと気づいたことがいくつかあります。吉本さんは『共同幻想論』のつづきをすでに書いていたのです。迂闊でした。過去を踏み台にして『共同幻想論』・・・【続きを読む】
1柳田国男の遠野物語を下敷きにして吉本隆明は共同幻想論という画期的な思想をつくりました。わたしは吉本隆明の共同幻想論を下敷きにして、内包論に拠って、国家の存在しない・・・【続きを読む】
1構想している内包親族論に骨格を与えたいので、しばらく内包論の立場から『共同幻想論』を検討していくことにする。吉本隆明の共同幻想論を還相国家論へと組み替え、内包親・・・【続きを読む】