1 フーコーが提唱した、特定領域の知識人の役割に、これまでとちがう生の様式をつくる力はありません。良心の象徴のように語られる中村哲や小出裕章もマイクロソフトのビル・・・【続きを読む】
1 無効となった一群の化石のような概念。たとえば、知識人と大衆、戦前と戦後、政治と文学、これらは日々を生きるうえに無効である。少しくらい無効ということではなくまっ・・・【続きを読む】
1 還相の性はかなり幅のある考えだと思うようになってきました。もともとはわたしの固有の体験に発し、わたしにとってそれがないと生きていけないものとしてあるのですが、・・・【続きを読む】
1 作家の片山恭一さんと緊急討議Hot jam『ことばの始まる場所』をシリーズでやっています。かれは肉親の死についてつぎのように語っています。 亡くなる前の数日間、いつ・・・【続きを読む】
[embed]https://www.youtube.com/watch?v=Ijh42sc6P4E[/embed] 1 還相の性ということを考えるようになってずいぶんと日々の息継ぎが楽になった。この10年余絶息状態だった。・・・【続きを読む】
世界の無言の条理についてよく考えます。秩序の生のままの存在といってもおなじことです。さまざまな思想や哲学、つまりは文化的言説がたくさんありますが、これまで人々は世界の無・・・【続きを読む】
作家の片山恭一さんと今年の1月から緊急討議シリーズ『ことばの始まる場所』を刊行しています。アマゾンから販売されています。読んでみようかなど思っていただけたらうれしくて跳・・・【続きを読む】
「存在するとは別の仕方で、あるいは存在することの彼方へ」を内田樹は死だと考えている。わたしは同一性の彼方であると考えた。根源の性を分有することによって、わたしたちは分有・・・【続きを読む】
[embed]https://www.youtube.com/watch?v=gHrsv0NVa6k[/embed] 若い頃、知の自然過程を往相の知とすれば、還りみちの還相の知というものがあることを吉本隆明さんの思想から知った・・・【続きを読む】
神仏と恋愛の彼方へ!と言ってきた。存在するとは別の仕方そのものである内包存在。神仏と恋愛の彼方になにがあるのか。根源の性だ。そして根源の性を分有する性には往相の性と還相・・・【続きを読む】
①わたしがほかならぬわたしとしてあなたと出会う対関係の世界を意識の第一層とします(吉本隆明の幻想論はこの領域に属します)。わたしがあなたをわたしの分身として生きる対関係・・・【続きを読む】
わたしたちはあまりに性を無造作に考えてきた。その壮大な取り違えをあげてみる。吉本隆明は近親相姦の禁止を節目に氏族性は部族性に転化し、そこに国家の発生があると独特の思想を・・・【続きを読む】